所信

【はじめに】

私は社会人として地元である喜多方を離れてから、生まれ育った喜多方に何か自分なりの形で恩返しがしたいと漠然と思って過ごしていました。正直地元にUターンする予定はありませんでしたが、機会は突然訪れました。長年がむしゃらに働いていく中で、一区切りしようと前職を退職するタイミングで、がん宣告を受けました。忘れもしない2019年、平成最後の日、人生どん底でした。この経験を通じて、健康の大切さを深く実感したのと同時に、大好きな地元である喜多方でもこの経験を活かせるのではないかという思いが芽生え、2021年のコロナ禍中、手でしか伝えられないことがあるという信念を大切に、オールハンドサロンであるLily private salonを開業するに至りました。私は、兄が当時青年会議所メンバーであったことから、青年会議所の存在は以前から知っていました。まさか自分自身が入会することになるとは考えていませんでした。しかし、入会候補者としてお声がけいただいた際、少しの迷いもなく入会を決めました。その理由は、喜多方で事業を始めるにあたり、地域での横のつながりを増やしていきたいという思いが 強かったからです。様々な業種のメンバーが集まり、人づくりやまちづくりを行う青年会議所は、まさに理想の場でした。入会すれば仲間が増え、私が昔から漠然と抱いていた夢である喜多方への恩返しに一歩近づけるのではないかと期待が膨らみました。そのワクワク感を今でも鮮明に覚えています。喜多方への恩返しとして、入会してから経験した数々の挑戦や活動を活かして、このまちをより良くし、このまちの未来を支えるために全力を尽くしてまいります。

 

【共に頑張る仲間を増やそう大作戦】

青年会議所は単年度制という特徴がありますが、私たちの使命は単なる1年単位の成果にとどまりません。メンバーみんなが地域の未来に責任を持ち、地域の未来を見据え、持続可能な発展を目指すためには、まち全体を巻き込んだ継続性のある事業を推進していくことが必要不可欠だと考えます。一過性の活動ではなく、地域に根差した取り組みを継続することで、「青年会議所があるからまちが変わる」という信頼と期待を得られる組織を目指します。これらを実現するためにも、仲間を増やす必要があります。2025年度は正会員数が18名でスタートします。これは確かにとても重要な課題ではありますが、私はこれをチャンスと捉えています。少数精鋭だからこそ、一人ひとりの役割や影響力が大きく、メンバー同士の信頼関係も築きやすいのが最大のメリットです。地域密着型の活動強化や少人数の青年会議所だからこそ、既存のメンバーが自らの人脈を活かし、新しいメンバーを迎え入れる際には、私たちの活動の意義や楽しさを直接伝え、一人ひとりに向き合ったアプローチを大切にします。地域の若者やビジネスパーソンに向け、リーダーシップを学び発揮できる機会が豊富な青年会議所の魅力を伝えていきます。また、地域とのつながりをさらに深め、密接な関係を築いていく必要があります。地域が抱える具体的な課題に対して、私たちは現場に足を運び、地域住民の声に耳を傾け、その解決に向けた具体的なアクションを起こしていきます。地域の皆さまに「会津喜多方青年会議所が必要だ」と感じていただけるような活動を展開し、地域と共に成長していく所存です。会員拡大は、地域社会に対して持続的かつ影響力のある活動を行うための基盤です。新しい仲間の参加により、組織には多様な視点や経験がもたらされ、地域課題に対する創造的かつ柔軟な対応が可能になります。メンバーが増えることで、多様な課題に対応するリソースが増え、地域全体に活力を与えることができます。それぞれが地域に対する想いを共有し、共に成長できる仲間を迎え入れ、地域社会に対してより強力な影響力を持つことが重要です。このプロセスを通じて、私たち自身が楽しみながら運動や活動を行い、その活力が新たなリーダーや仲間を引き寄せ、地域社会の未来を共に切り開いていくことに繋がります。私たちは、地域に根差した課題に対し、他団体と協力し、共に解決策を見つけることで、より多くの人々が私たちの活動に共感し、参加を希望する環境を作り出します。また、企業との連携を通じて、新しい会員の募集にも力を入れ、会津喜多方青年会議所全体のネットワークを拡大させます。2025年度は諸先輩方が紡いでこられた歴史を大切にしながら、私たち青年会議所は人口減少や高齢化社会に伴う候補者の減少といった地域課題に合わせた会員拡大を推進し、多様な個性と魅力を持つ仲間を迎え入れることで、今以上に個々が成長できる機会を広めていきます。

 

【魅力あふれる人財の育成】

組織が地域で影響力を持ち、持続可能な運動を展開するためには、魅力あふれる人財の育成が不可欠です。私たちが目指すのは、単に知識やスキルを備えた人材ではなく、地域社会に積極的に関わり、柔軟な思考と高い志を持つ人財です。これを実現するためには、まずはメンバー一人ひとりが主体的に成長し続ける環境を作り上げることが大切です。少人数の強みは、メンバーの多くがリーダーシップを発揮できる機会がたくさんあることです。これからの一年、私たちは新しい会員を迎え入れるだけでなく、既存のメンバーがさらに成長し、それぞれの強みを活かして積極的に活動に取り組めるような環境づくりを進めていきます。一人ひとりの力が集まり、大きな成果を生む組織を目指していきましょう。異なるバックグラウンドや視点を持つ仲間と協力することで、各自の成長が促進されます。多様な課題に挑戦し、成功体験だけでなく失敗から学ぶことも重要です。これらの挑戦を支える環境を整えることで、メンバーが自分の限界を越え、さらなる魅力を引き出すことができるでしょう。次世代のリーダーを育成するために、リーダーシップを発揮できる場を提供します。リーダーとは、決して肩書きだけのものではなく、他者を鼓舞し、共に目標に向かって進む力を持つ人です。私たちは、メンバー一人ひとりがリーダーシップを発揮できる機会をつくり、個々の成長を促進します。地域との繋がりを強化し、自己成長と地域への貢献が一体となるような運動や活動を展開することで、リーダーシップを持った魅力あふれる人財を育成していきます。一人ひとりの力が、会津喜多方青年会議所の未来を創ります。魅力あふれる人財の育成こそが、今後の更なる未来を支え、地域全体の発展に貢献する柱となると確信しています。

 

【中期ビジョンからみる本気で考える未来】

諸先輩方が紡いでこられた50年という長きにわたる歴史は、私たち現役メンバーにとってかけがえのない財産です。会津喜多方青年会議所は、ビジョンについて考え組織と個人とが目指す未来を明確にし、同じ方向へ向かって行動できるようにするため、2024-2029年の5ヵ年の中期ビジョンを2023年度に策定しました。地域と共にこれから先の未来を創るため、この中期ビジョンを着実に実施していく必要があります。まず中期ビジョンで策定された2029年度までの5年間で会員数30名を目指します。また入会して終わりではなく入会が浅いメンバーにはブロックへの出向や各諸大会などの参加をとおして、青年会議所の理解を深めるだけでなく、より多くの県内外のメンバーとの交流を重ね、会津喜多方青年会議所のメンバーだけでない多様な価値観を取り入れ自己成長につなげられる環境を積極的に取り入れてまいります。次に、例会内容を精査し今まで以上に会員同士の交流の場を増やし、組織内での情報交換や意見交換を通して、メンバー同士の絆を深め、より組織全体が一丸となれるよう、共感と協力を得られる環境を作ります。また、OBとの交流は今まで以上に積極的におこなっていきたいと考えます。経験豊富な先輩たちから知識やアドバイスを得られる貴重な機会です。過去の活動や成功例を学ぶことで、見えてくる現在の課題や事業運営に役立つヒントになります。トライアンドエラーを繰り返しながら、自分たちなりの正解を導き出し、次世代へとバトンを渡すことが私たちの使命です。地域の皆様や行政、他団体との連携を大切に育みながら、これからも明るい豊かな社会を築き上げることを目指し、喜多方の未来を切り開いていけるよう邁進してまいります。

【時代に合った広報活動で地域と未来をつなぐ】

私たちの活動や理念を広く地域社会に届けるために、SNSWEBを活用した発信力を強化します。活動の様子やメンバーの声、地域への貢献の取り組みを、写真や動画、ストーリー形式で発信することで、青年会議所の魅力を身近に感じてもらいます。特に、地域に対する私たちの思いや価値観をリアルに伝えることで、共感を呼び、活動への理解を深めてもらうことを目指します。メンバー一人ひとりがどのような思いで活動に取り組んでいるか、その成長や達成感を伝える「メンバーストーリー」を発信していきます。青年会議所活動を通じて得た経験や学びをシェアすることで、いっそう共感を呼び、新たな仲間が加わるきっかけとなることを目指します。人と人とのつながりを大切にしたストーリーは、デジタル社会においても大きな魅力となります。また今年度は対内紙を復活させ、単なる情報共有ツールではなく、メンバー同士の繋がりを深め、組織全体で広報活動の推進を通じて、私たちは青年会議所の存在価値を高め、地域社会との絆を一層深めていきます。デジタルの力と地域の温もりを掛け合わせた広報戦略で、私たちの活動がより多くの人々に伝わり、新しい仲間との出会いと共に次世代へと受け継がれていく未来を創造し、新しいメンバーを迎える環境も整えていきます。

【おわり

私が入会してからの 3 年間、 青年会議所の活動を通じて数多くの貴重な機会をいただきま した。何も分からないまま参加した京都会議は、まさに私にとっての大きな転機でした。全 国各地から集まるメンバーの勢いや規模感に圧倒され、「果たして自分はここでやっていけ るのか」と戸惑ったことを、今でも鮮明に覚えています。 それが、私の青年会議所活動のスタートでした。何事にも積極的に応じ突然の機会にも率先 して挑戦してきた結果、私は多くの成長の機会を掴んできました。その過程で、不安や恐怖、 葛藤が常にありましたが、同時に多くの仲間に支えられ、共に成し遂げてきたことが私の自 信となり、自己成長に繋がっています。青年会議所での活動を通して、仕事やプライベート だけでは得られない多くの経験や出会いがありました。その一つひとつが、自己の限界を超 えるための貴重なチャンスであり、何よりも共に奮闘し、涙を流せる仲間がいることに感謝 しています。大人になっても、真剣に取り組める環境があることの素晴らしさを、心から感 じています。この思いをもって、今年度も、毎回唱和するセレモニーにある「明るい豊かな 社会」の実現に向け、引き続きメンバー一丸となり成長できるよう、メンバーを全力でサポ ートしてまいります。誰もが住み暮らしたい喜多方の未来のために、メンバー全員で、がむ しゃらに突き進んで行きましょう。

大切な家族や、会社、住まう地域、そして何より自分自身に誇れる明日のために。

 


2025年度スローガン

We never stop! Let’s join us!

 


2025年度基本方針

  1. 新たな戦力メンバーを募る会員拡大の実施・検証
  2. 魅力溢れるリーダー育成の実施
  3. 時代にあった広報活動の実施