2018年度 理事長所信

所 信

 

これまでの青年会議所活動が、一人では得られない価値観と、広い視野を持ち行動する力を与え、現在の自分に大きな影響を与えていることに間違いはない。愚直なまでに誠実に青年会議所活動に取り組んだ結果だと自負を持っている。

我々は、学びや成長にもっと貪欲になり、青年会議所活動から何を得られるのかを真剣に考えるべきである。青年会議所には沢山の仲間との出会い、様々な事業や活動から多くの気付きを得る機会がある。今、目の前にある成長の機会に向き合い、誠実さと真剣さを持ち活動してほしい。青年会議所活動に無駄なことは何一つない。経験した全てが己の成長に繋がると確信している。

 

 

【壁を乗り越える力】

数多くの青年団体が存在する中で、青年会議所が持つ魅力とは「厳格さ」である。些細なことでも妥協せず議論し、進むべき方向を定め、各々が責任感を持って活動し、成功の喜びを分かち合う。仮に失敗したとしても、恐れず挑戦した過程を尊重する。それが青年会議所のあるべき姿である。

厳格な組織であるが故に、大きな壁にぶつかり、悩み苦しむ時も数多くある。しかし、そんな時こそ成長できる機会である。壁を乗り越えるためには、どのように行動するべきかを考えると同時に、その行動がどのように自身に良い影響を与えるのかを意識することが活動意欲を引き立て、逆境にも負けずに行動を起こすJAYCEE力を与えてくれるだろう。

青年会議所活動には、40歳までという限りがある。今、壁に立ち向かうことを放棄してしまえば、これから先、更に高い壁を乗り越える力は身に着かない。JAYCEEが地域のリーダーとなる存在であるためには、先ずは、目の前の青年会議所活動に精一杯取り組み、失敗を恐れずに行動する力と、何事も前向きに捉え、困難を乗り越える力を備える必要がある。

 

 

【自身の振り返りと青少年育成事業】

現代の子ども達の行動に対して指摘されている問題は、むしろ我々大人の問題であり、我々の姿が、子ども達に投影されているのではないか。例えば、他人を思いやらず、自分さえよければ良い、と言った言動や、責任感の欠如した行動、真剣に努力することを軽視する姿は現在の大人が行っているものである。それに加え、地域社会においても子どもが育つ環境が変化し、子ども同士が互いに切磋琢磨し成功や挫折を体験し、共有する場も減少している。本来、子どもが成長する過程で学ぶべき、他者を思いやる気持ちや、生命を尊重する精神を身に着ける機会が奪われていることも事実である。

我々は子どもの目に、自身の言動や行動がどのように映るのかを考えなければならない。そして、子どもの成長を懸念する反面、自分を第一に考える社会の風潮が進展し、悪影響を与える事実を受け止め、行動を改める必要がある。そのうえで、子どもが持つ成長する力を信じ、子ども同士が交流し、道徳心を養う機会を作っていくことが青少年育成の課題である。

 

 

【組織管理】

青年会議所は単年度制組織であり、年度毎に理事長を始めとする組織全体が再編され、メンバーそれぞれが、まちのために活動、運動する年もあれば、対内的に組織の運営に携わる年もある。新しい役職に就くことで得られる経験を尊重するメリットがあるが、その反面で、これまで築き上げてきた良い流れが組織の再編により失われてしまう危険性もある。

会津喜多方青年会議所は一般社団法人に移行し、組織の運営方法が大きく変わった。2017年度は、法人格移行以来、手探りで行ってきた組織運営の見直しを図ったが、全会員が一般社団法人の組織維持の難しさを理解するには至らなかった。一般社団法人として運営を継続するには、例会や事業の開催ばかりではなく、事務・管理作業等の、普段の活動の中では疎かになりがちな些細なことにも気を配り、法令に則った運営を継続して行う必要がある。また、組織の体制を整えることは、会員の業務の効率性にも繋がる。全会員が、法令や規則を理解し、財務諸表や予算が守られているかを管理することが、より活動しやすい環境を築き上げると共に、一般社団法人会津喜多方青年会議所の組織の維持を確実なものにするだろう。

 

 

【地域活動と会員拡大】

「自己中心的」「利己的」と言った表現は、人に対してばかりではなく、組織にも同じことが言える。我々青年会議所は地域の支えにより活動していることを理解し、組織内部のメリットばかりを考えるのではなく、積極的に地域活動に貢献するべきである。まちの多くの人と出会いが良い刺激となり、自身の活動の質を高めてくれる。地域を牽引する人材が数多く活動する中で、青年会議所活動から得た能動的に行動する力、そして、各々が備えている能力を発揮することが、青年会議所をさらに魅力的な組織に魅せるだろう。

魅力的な組織には人が集まる。新しいメンバーが増えることは、高揚感を生み、組織の活性化に繋がる。地域に望まれる事業を展開していくためには会員拡大は必要不可欠であり、10年、20年先を見据え、継続して行っていかなければならない。自らの能力を積極的に発信する気持ちを持ち、心から自分のため、地域のために活動する姿は、同じ志を持つ者を共感させる。会員拡大により共に活動する同志を増やし、目的を共有することが大きな力を生み、地域を変える力となるだろう。

 

 

【力強い組織の構築】

2019年度に会津喜多方青年会議所は創立45周年を迎える。この先も、地域から我々の活動への理解を得るためには、今まで以上に、青年会議所運動に自身と誇りを持ち45年間の集大成を示す必要がある。我々が心から活動を楽しみ青年会議所運動を行う姿は、周囲に活力を与え、地域から必要な団体だと求められるだろう。

しかし、青年会議所活動では、悩み苦しむことや、悔しい思いをするなど、大変なことが多い。それでも、青年会議所活動を楽しいと思えるのは、そこに、青年会議所が掲げる三信条の一つの、友情があるからである。40歳までという限りある活動期間の中で、共に活動し、価値観を共有することで芽生える友情が、どんな困難も乗り越える力を与え、青年会議所活動を、より充実したものとするだろう。

地域から求められる団体であるために、45年間、先輩方から継承されている、物事に誠実に取り組む力で、メンバー同士が切磋琢磨し、成功する喜びを共有しよう。さらに、そこから生まれる、会員同士の友情を深め、メンバー各々が活動意欲を掻き立て、これまでよりさらに力強い組織の構築を目指して行こう。

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