2020年度を振り返る
2020年も残すところあとわずかとなってきました。
今年は、新型コロナウイルス感染が生活の中心にあり、それによる影響がまさ
かこんなにも長く続くとはだれもが思っていなかったことでしょう。
そんな2020年ですが、今年を振り返るといろいろありました。
1月の例会では昨年に引き続き喜多方の伝統工芸である”会津型”を広めよう
と勉強会と型堀体験を行い、会津型の魅力や喜多方の歴史に触れることができ
ました。
そして、今年予定されていた東京オリンピック・パラリンピックの開催に
向けて、聖火リレーがここ喜多方にも来る予定でした。
聖火リレーを応援するために、喜多方の魅力を発信する聖火リレー応援事業
を企画しましたが、新型コロナウイルス感染拡大により中止となってしまい
ました。
そして、4月から6月まで会津喜多方青年会議所としての活動を一時休止す
るという決断をすることになりました。
活動休止が明けて初めに行ったことは、会津喜多方青年会議所の創立記念事業
でした。
毎年、創立した時の志を忘れず、そして、次世代にその想いを繋げるため心を
込めて長床の掃除を行うことで、気持ち新たに歩みだすことができました。
今年は、9月に臨時総会と通常総会を行うことになり、これまた例年と違う
動きとなりました。この背景には、会員の減少があります。これからさらに人
口減少による影響で、会員の人数は減っていくことが懸念されます。
しかし、今回の経験は私たちにとって大きな気づきと成長の機会を与えてくれ
ました。今回の経験をきっかけにこれまでとは違った意識を持つことに繋がると
感じています。
今年は、新型コロナウイルス感染により青少年育成事業やOB交流会を始め、
計画していた例会や事業を行うことができませんでした。
そのせいで、一時は開催自体が危ぶまれた納会卒業式ですが、例年のように多く
の招待客をお招きせずに開催することを決断しました。
振り返ると、コロナ一色であったように思いますが、しかし、今年も3名の新
しい仲間を迎えるとともに3名の先輩を無事送り出すことができました。新たな
仲間とともに先輩たちに恥じない行動を行いたいと思います。
また、例会では多くの講師から様々の気づきと学びを得ることができ、自身の
世界を広げることに繋がったと思います。
多くの人との出会いに感謝する一年であり、そして、この経験はきっと我々に
とって大きな糧になったと思います。